私は自宅を改造して、ランジェリーショップを開いています。
数年前までは確かに会社の経営もうまくいっていて、好きなブランド品なども自由に買えていました。
固定客もそれなりにいましたし、従業員といっても義理の姉ですが2人で海外に社員旅行に行ったこともあります。
しかしながら景気が悪くなり、ランジェリーショップが閉店に追い込まれてしまったのです。
もちろん多額の借金だけが私には残りました。
もうどうしようもない状況です。
貯金をすべておろして見ても、まったく足りません。
親兄弟に援助してもらうのにも限度がありましたし、結局はそれも借金ということになるので、一時凌ぎのようなものでなんの解決にもならないのです。
私は取立てに苦しみ、日に日に塞ぎこんでいきました。
ただ義理の姉だけは冷静だったように思います。
140万円以上の借金の返済で困った場合は、弁護士に債務整理の相談するのがベストだと友人が教えてくれたと言い出したのです。
しっかりした女性を妻にもらった兄に、このときほど感謝したことはなかったでしょう。
私は姉と一緒に弁護士事務所に行きました。
弁護士の先生に状況を伝えると、債務整理の中の自己破産が適応されるだろうと言われたのです。
裁判所に行くのなら大変だと思いましたが、手続きは弁護士の先生がしてくれるので任せておくだけで構いませんでした。
迅速な対応だったため、支払いをすぐにストップさせてくれ、取立てからもすぐに開放されたように思います。